2017
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どうぶつ歯科 破折歯の抜髄根管充填治療
硬いおもちゃなどを噛んで歯が折れてしまい、神経が露出(露髄)してしまった症例です。
破折の発見が比較的早く、歯科レントゲンにて根っこの部分への破折も無かったので歯を残すことが可能です。
ですがすでに露髄していることやわんちゃんの年齢(7才)を考慮し、神経を残す選択は難しい為今回は神経を取る抜髄根管治療を行ないました。
抜髄(神経を取る)するとそこには空洞ができます。
このままにしておくと感染を起こしてしまう為この空洞にお薬を詰め(根管充填)、コンポジットレジン(CR)で審美性を高めると共にしっかりと蓋をしてあげます。
治療後は、定期的なチェックが必要です。当院では1ヶ月おきの歯科健診をオススメしています。