2017
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エキゾチック動物診療 うさぎの子宮水腫
エキゾチック動物診療で来院される動物では、うさぎさんが一番多いです。イメージしづらい絵面ですが、担当の山西先生もかつてうさぎさんを飼っていました。うさぎさんの手術で一番多いのは、子宮疾患による子宮摘出手術です。
子宮疾患は3-4歳以上の避妊していない雌ウサギがかかりやすいことが確認されています。一番の予防方法は、病気になる前に避妊をすることです。
避妊する時期は、性成熟後の6ヵ月齢から1歳齢くらいがいいと思います。ウサギは年齢とともに子宮の周囲にたくさんの脂肪を蓄える傾向があり、年齢とともに他の病気にかかる確率も高くなるためです。